THE ALAN PARSONS PROJECT (ザ・アラン・パーソンズ・プロジェクト)

アラン・パーソンズ・プロジェクト(The Alan Parsons Project)は、イングランド出身の音楽ユニット。
同国の音楽クリエイター アラン・パーソンズとエリック・ウールフソンによる、スタジオ制作だけのプロジェクトとして活動した。コンビ解消後アランは、これまでの作品をライブ演奏するプロジェクトを立ち上げている。
ビートルズやピンク・フロイドなどの作品を手掛けた「アビイ・ロード・スタジオ」のエンジニアであったアラン・パーソンズと、主にセッション・ピアニストやソングライターとして活動していたエリック・ウールフソンが、エドガー・アラン・ポーを題材にした共作に意気投合しプロジェクトが発足した。その作品は1stアルバム『怪奇と幻想の物語 – エドガー・アラン・ポーの世界』としてリリースされ、グラミー賞にもノミネートされるなど高い評価を得た。 その後もコンセプト・アルバムを主体とした作風で、コンスタントにアルバムを発表。プログレッシブ・ロックを彷彿とさせる壮大なスケールのサウンドでありながら、ポップで聴きやすい音楽を展開し、英米で大きな成功を手に入れた。主に、「アイ・イン・ザ・スカイ」(全米3位)、「ドント・アンサー・ミー」(全米15位)、「タイム」(全米15位)などのヒット曲がある。
名前の通り、あくまでもプロジェクト形式の音楽集団であることにこだわり、固定メンバーはアランとエリックの2人だけで、レコーディング毎に参加メンバーは変わっている。ただ、元パイロットのデヴィッド・ペイトンとイアン・ベアンソンの2人は準レギュラーのような形で、ほぼすべての作品に携わっている。 1987年までの活動期間中にアルバム10枚を発表。『ガウディ』発表後にコンビを解消し、それぞれのソロ活動に専念。その後エリックは、ミュージカルや舞台音楽の世界に移った。

まったくコンサート活動を行わないグループとしても知られていたが、1990年の「Night of the Proms」にて、エリックを除くスタジオ制作の主要メンバーが揃い、アラン・パーソンズ・プロジェクト名義でライブ演奏を行った。ソロ・アルバム『オン・エアー』を引っ提げて行ったアラン・パーソンズ・プロジェクトとしてのワールドツアーの一環で日本にも1997年に立ち寄っている。しかし、この時からグループは解散状態となった。1999年にアランのソロ3作目『タイム・マシン』の発表に伴い、2度目の来日公演をアラン・パーソンズ・ライブ・プロジェクト名義にて行った。また2005年には、元ウイングスのデニー・レインと共に3度目の来日公演を行った。

2009年12月2日、エリックが腎臓癌のため64歳で死去。

2014年、1979年に制作しお蔵入りのまま未発表だったアルバム『The Sicilian Defence』を、コンプリートBOX収録にて正式にリリース。プロジェクト最後のスタジオ・アルバムとなる。 2016年のインタビューでアランは、「(オリジナルの)プロジェクトはエリックと自分二人だけのもので、アルバムコンセプトの多くは彼のアイデアだった」と語り、エリックとの共作以外で、プロジェクト名義による新規のスタジオ・アルバム制作は有り得ないことを示唆した

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