ANGEL

イギリスでは70年代初期にグラム・ロックが誕生し、その当時はパフォーマンスとビジュアルだけで唄や演奏が下手なアーチストもかなりいたが、70年代半ばにさしかかる頃には、さすがにこの手のビジュアル系バンド達もかなりの演奏技術を持つようになっていた。クイーンやスイート、キッスなどがよい例だ。
アメリカのロック界も70年代半ばにはやっとイギリスに追いつき、状況は同じような感じになっていた。
75年アメリカのワシントンで結成されたこのエンジェルも、かなりの実力をもったビジュアル系バンドで、アメリカ版クイーンともいえるような、真っ白いコスチュームを纏って登場した。もっとも彼らはみな以前にバンド経験があり、上手いのは当然といえば当然なのだが、キッスのジーン・シモンズに見いだされ、彼らと同じカサブランカ・レーベルからデビューしたため、キッスが身につけていた悪魔的イメージの黒いレザー・コスチュームに対する形で、天使の白いイメージで売り出された。
さらにカサブランカ・レーベルは、キッスがイースト・コーストに拠点を置いて活動していたのに対し、エンジェルの活動拠点ををウエスト・コーストに置かせ、よきライバルに押し上げようと画策していた。
デビュー・アルバムと翌76年リリースされたセカンド・アルバム「華麗なる貴公子」のサウンドは同一線上のもので、グレッグ・ジェフリアのキーボード・プレイを大きくフューチャーした、ユーライア・ヒープ以来のキーボード中心のハードロックという感じだった。

結成当時のメンバー

Frank Dimino フランツ・ディミノ/リード・ヴォーカル
Mickey Jones ミッキー・ジョーンズ/ベース・ギター、ヴォーカル
Barry Brandt バリー・ブラント/ドラムス、パーカッション
Greg Giuffria グレッグ・ジェフリア/キーボード
Punky Meadows パンキー・メドウズ/ギター

ANGEL の商品一覧

全4件中 1〜4件目を表示

1 / 11
PAGETOP